diary
2016年8月15日(月)
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ガタガタガタ…
ブログの滞りぶりに、我ながら震えてしまいました…
前回は「あけましておめでとうございます。」って書いてありますね… ブルブル…
画像は甲骨文字篆刻。仲夏なので、5月に彫ったものです。
ソウルの漢南洞(ハンナムドン)にある中国茶専門店「山水和」から包装紙用としてご依頼をいただいたもの。画像の白文(凹)のの他に朱文(凸)も彫りましたが、そちらは小篆体で制作。
ブログはご無沙汰ですが、、生きています!
ありがたいことに書もお店も忙しいのですが、この4月、ついに二人共の身体が言うことをきかなくなり、危険を感じ、雨乃日珈琲店は毎週火曜日の定休日+第1・3水曜日も休むことにしました。主に制作と休息に集中、家事もちょっと手を抜きます。
いつ頃からか、ソウルのあちらこちらに出向いたり、写真を撮ったりすることが減ったのですが、それは今いる場所が「特別な場所」から「いつもの場所」に変わったからなんだろうけど、土地に馴染んだ嬉しさに加え、やっとはじまりの地点に立ったのかなと心新たにしたり。これからですね。
思い立ってブログを書いた今日は8月15日。日本では終戦記念日とされ、韓国では日本の植民地から解放された独立を祝う日。
悲しみのない世界、平和を祈ります。
2016年1月3日(日)
[diary]
あけましておめでとうございます。
書初めは行書で「無事」にしました。臨書初めは年末の続きで王鐸。
柔軟な連綿が鍛えられますように。
1月1日発売の韓国版BIG ISSUEに、4ページにわたって雨乃日珈琲店をご紹介いただきました。加えて、私たちそれぞれの活動のことも少し書いてくださいました。
表紙はなんと、ローマ法王。去年ご来韓し、ローマ法王フィーバーが韓国中で巻き起こったのは記憶に新しいところ。
存在感があります。
目次のページでローマ法王と並んでいるのが個人的にはツボ。新年早々、法王にお尻を向けてますが大丈夫でしょうか。(ソファに座っているおじ様ではなくその隣がS氏)
今年もよろしくお願いします。
2015年12月31日(木)
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2015年は雨乃日珈琲店での展示から始まり、書道教室再開、京都での個展、
二階堂和美さんをお呼びしての雨乃日珈琲店の5周年イベントなど、ダダダダーッと駆け抜けた一年でした。精神的にしんどい時期もあったのですが、家族や友人の支え、そして広い大陸の空気のお陰で立ち直れた気がします。総じて充実した忘れられない一年となりました!
11月12日に、雨乃日が5周年を迎えられたのは本当に感慨深いものがありました。始めたころは「異国でいつまでできるだろうか…」などと考えていたけれど、気づけば6年目に突入。お客さまも年々増え、特に週末は身体がへとへとな状態になりますが、韓国に来なければ出会えなかった方々との刺激的な出会い、刺激的な出来事のお陰で元気100倍、ありがたい日々です。
2010年、物件決まった~!の写真。この鍵から全てが始まりました。(手は夫)
6年目も、どんな出会いが待ち受けているのか今からとても楽しみです。
11月に、
YOUR MINDから
夫の本が出版されたことも嬉しかったことのひとつです。
出版社兼本屋のYOUR MINDは、自主制作本を専門としていて、韓国の作家による写真集やアングラな雑誌が揃っていてる人気のお店(猫ちゃんも3匹いる!)。エレベーターのないビルの5階にも関わらず、いつも賑わっています。雨乃日珈琲店から徒歩3分ぐらいのところですよ。
漢字の連綿を鍛えたくて最近は王鐸の臨書に集中。今年の書き納めも王鐸でした。
2016年、世界中が幸多き1年となりますように。良いお年を。
2015年10月30日(金)
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この夏雨乃日珈琲店で、今年4・5月に起きた、ネパール大地震のためのチャリティー葉書販売を行いました。収益金は、ネパールの陶工の村・ティミと関係の深い陶芸作家キム・ヘジョンさん(HK ceramics)を通してティミに送られました。ご協力をいただき誠にありがとうございました。
2015年7月25日(土)
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韓国版NYLON8月号に制作道具を紹介していただきました。(お隣はミュージシャンのオデリ)
臨書時に欠かせない座布団は、祖父母の形見。芹沢銈介氏デザインのものだけど、おじいちゃんが選んだものなんじゃないかなと思う。