ikeda asako

diary

2012年10月14日(日)

八曲銀屏風七無

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八曲銀屏風七無
無為  何事もしない 人為を用いない
無我  我欲、私心がない
無可有 何物もない 自然のまま
無尽  尽きることがない
無一物 何もない 何も持っていない
無二  ふたつとない
無丘  人と人、国と国には丘がない
oterartに出品した作品。
これらほとんどの文句の境地にはまだまだ行けませんが、そうありたいとの思いを込めて。
集中、緊張、集中、緊張…。制作中は別世界に行った。「別世界」ではなく、「あるべきよう」の世界だったのでしょうか。あれこれと考えながら、この度も結局臨書が重要であることにたどり着く。
無丘 という言葉は、雨乃日珈琲店の常連さんに教えていただき、いつか書きたいと思っていた。日本では馴染みはないけれど、韓国ではよく知られている熟語のよう。
今回、私の骨董師匠(勝手に呼ばせていただいている…)であるもりたさんが、この度の銀屏風と同じ江戸末期の信楽の大壺を、屏風に合わせてしつらえて下さいました。深く感謝いたします。


今年の春、屏風と出会った日の写真。私のところに来てくれてありがと~

コメント

  1. 東京人 | 2012/10/17(水) 00:09:02

    アップありがとうございます。
    ダイナミズム、生々しさを実物大で感じたい。

  2. 宇企子@宇吉堂 | 2012/10/17(水) 22:46:36

    私観に行けなくて観たかったのでうれしいです
    きょう妙子さんの刺繍クラブに行って『すばらしかった』ってききました
    そして夜はのぼるでラーメン食べた時のぼるさんに聞いたら『浮いてました』っていうの・・・・
    抜きん出てよかったとほめてるんだろうけど
    なんども『亜沙子さんの浮いてました』っていうのがおもしろかった
    大きな迫力のある作品ですね!

  3. asako | 2012/10/18(木) 01:08:45

    東京人さん
    ぜひぜひ、いつか実物に会っていただきたいです。
    うきこさん
    うきこさんにもぜひ生で見ていただきたいです。この先もずっと、大切にしていきたい作品です。

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