ikeda asako

diary

2011年10月10日(月)

呉昌碩展

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所用で東京・静岡へ。
真っ先に向ったのは、呉昌碩展が開かれている根岸にある書道博物館。
清時代の最後の文人といわれた呉昌碩の篆書・篆刻がたまらなく好きで、作品集を見ながら臨書や模刻をしているのだけど、やはり実物には言葉を失ってしまう。圧巻です。同時開催の東京国立博物館では呉昌碩の般若心経に出会えた。どんな呼吸の仕方をしたらあのような作品が生み出せるのかな…。兎に角ひとつでも多く古典の臨書しかないと思ったら、早く金沢に帰りたくなった。
麻布十番の「さる山」さんへ。さる山さんとKiKUの竹俣氏が制作したカトラリーを見に行ったのだけど、これがまたすばらしくて。日本人の手、口、料理、器など、日本人の身体と文化にぴったり合ったサイズとデザイン。食事からデザートまでいけそうです。使うことをいちばんに考えた美しいデザイン。
今回は母と二人での行動だったので、ちょっとした小旅行気分。新宿の伊勢丹でわーわー言いながらショッピングしたのが非常に楽しかった。女同士はいいもんです。
次の日は静岡へ。
霞富士でしたが、それもまた美しい。

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