ikeda asako

diary

2020年4月29日(水)

温陽民俗博物館

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新型コロナウィルスの感染者数が日に日に減り、日常が戻りつつある韓国。少しづつ美術館や博物館も再開する中、ソウルから高速バスで2時間弱、以前から行きたかった牙山市にある温陽民俗博物館を訪ねた。

博物館の敷地内には、在日韓国人の建築家・伊丹潤さん設計のアートセンターがある。ちょうど先週「伊丹潤の海」という伊丹さんのドキュメンタリー映画を観たばかりだったので、熱を帯びた状態で足を運んだのですが、残念ながら企画展が開催している時のみオープンするようで中に入ることはできなかった。またいつか。

博物館は、朝鮮時代を中心としたの道具や家具、装飾品など生活に寄り添ったものが美しく並び、興味深くじっくりと観覧。中でもこれまであまり見たことのないタイプの小盤に足が止まった。90~100年ぐらい前のものだと思うのですが、天板の厚みやざくっとしたカットがとてもかっこいい。

ミュージアムショップの本やグッズのデザインが秀逸で、手のひらサイズの図録も何人かの友人の顔を思い浮かべながらお土産に買った。

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