2017年5月15日(月)
イラン②
ホテルの窓からの眺め。
朝食はバイキングで、初見のお料理を全て食べてみたけどどれも美味しい。主食はナンで、イランの特産品でもあるクリームチーズと蜂蜜がついてくる。
この日の夜に乗車予定のタブリーズ行き寝台列車の切符を買いにテヘラン駅へ。あまりにも暑いので、駅前のお店で人参ジュースを飲む。イランにはコンビニエンスストアが存在しないので、小さな「なんでも商店」のようなお店がいたるところにあって、中にちょっとしたイートイン席もあり、人々の集いの場にもなっている。
切符を買った後、ゴレスターン宮殿へ。
18世紀末から20世紀初頭にかけてのカジャール朝の宮殿だったというゴレスターン宮殿は外壁のモザイクタイルがとても美しい。
しかし!建物内部に入ると得体の知れない恐怖感に襲われてしまった…こういうことがたまにある。豪華絢爛で見事な内部なのですが…
宮殿の一角、階段をわずかに降りたところに広がっていた喫茶空間で、粘度の高い真っ黄色のサフランアイスと紅茶で一服。
ゴレスターン宮殿のすぐそばにあるバザール。
タブリーズ行きの夜行列車に乗るために再びテヘラン駅へ。
19時過ぎに発車。外はまだ明るい。
4人部屋を予約。鏡の部分を倒すと上段ベッドが出現。イラン人老夫婦と同室になったため、自動的に私たちが上段を使うことに。廊下のカーペットもペルシア絨毯。
カステラとオレンジジュースが配られた。
車窓に戦車の群れ。
お腹が満たされないので食堂車でケバブセットを食べた。カトラリーの下にあるのはナプキンではなくナン。
目が合えば、いや目が合わなくても近寄って声をかけてくれるイランの方々。この寝台車でも何人の方に声を掛けられたことか。日本語の上手な方もいた。
同室の老夫婦も積極的に話しかけてくれてたけれど、アラビア語かフランス語。英語でわからないと伝えたけれどそれが伝わらないみたいで、ずっと何かを話し続けていた。私たちが持っていたガイドブックを見ながらだったので、多分イランのいいところを紹介してくれていたのだと思う。リンゴもいただいた。
夜中にお手洗いに行くことになっても人に会うかもしれないため、ヒジャブは枕元に置いて23時頃就寝。
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