ikeda asako

diary

2012年3月16日(金)

公開制作2

[diary]

  70×135
21美、ピーターマクドナルド展・展示室13にて、再び公開制作の機会をいただきました。
前日に見た、山から雪解け水がどんどこと流れていくダイナミックな景色が忘れられず、揮毫した甲骨文字「山川」です。そのまんまですが。兎に角素晴らしい景色だったのです。何事も、自然には敵いません。
今回は、このプロジェクトで制作した、大きな頭をつけて書きました。画像がないと上手く説明できないのですが…  制作中の動画を見ていただく機会があればいいのですが。

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2012年3月8日(木)

公開制作

[diary]

   
満月。
金沢21世紀美術館、ピーター・マクドナルド展の展示室13にて、公開制作の機会をいただきました。
4時間集中して(お手洗いは行きました)書き上げました。大好きな篆書体です。
トランス状態に入っても大音量の音楽は脳内で心地よく響き、身体が自然に動きます。
気持ちいい~
作品は、いつか四曲一双屏風にしたいと思います。
 
    

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2012年1月28日(土)

書の会

[diary]

    
 月
金沢の茶屋街・主計町の素敵な町家茶房、『嗜季(しき)』にて、書の会を開催いたしました。
旧正月を迎えるにあたり、心に留めている言葉や文字を自由に書く会をと、女将からお話しをいただいたことがきっかけです。
 
席上揮毫した月は、その晩の月に似ていて嬉しくなったのでした。主観。
 
嗜季のお膳ランチがとっても美味しいです。女将の点てるお抹茶も嬉しいお味です。

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2012年1月23日(月)

切れ端

[diary]

上等な墨を磨って、上等な紙に気合を入れて書く。
緊張感の走る作業です。
ですが、手応えがあり、どすーんと自分の心を貫く作品て、なんでもない紙に墨汁で書いた草稿段階で生まれることが多い。どうしてそうなるか、自分でもよくわかっているのだけど…
制作部屋には紙を調節する時に出た切れ端がたくさんあるのですが、これがとっても重要で。
先日生まれた好きな作品も、例によって、鉛筆の線が入った紙に墨汁で書いたもの。どんな形であっても、よい作品が生まれると嬉しいものです。
もっとたくさん生み出さきゃならん、ということで、やっぱり臨書なのです。
金文の臨書は一旦休憩。年始から孫過庭『書譜』に集中。

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