ikeda asako

diary

2011年11月9日(水)

西周金文

[diary]

 
最近は呉昌碩の般若心経の臨書を終え、約3000年前の西周金文をひたすら日々数時間臨書している。白川静氏の字統で文字の成り立ちを調べながらがら書きすすめているため、調べては書き、また調べては書きと繰り返しの作業。これがまた楽しい。
ひとしきり集中して、体がぐったり、気もちらちらとしてきたら終わり。筆と硯を洗って、その日のニュースを見ながら晩酌時間。そんな毎日です。
とにかくできるだけ多くの古典を身体に沁みこませたい!
ところで、久々に風邪をひいてしまい昨日から調子が悪いです。明日にはよくなってますように。

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2011年11月3日(木)

漢印模刻

[diary]

          1.4cm×1.4cm
「孫憙之印」 漢印の模刻です。漢印とは漢時代に作られた官職や人名が刻まれた印で、玉や銅、金や銀などの金属質が用いられていたようです。
この原印も材質は銅とのこと。
さて一昨日、二本目の親知らずの抜歯に臨みました。30分程時間はかかりましたが、割とスムーズに抜いていただいたように思います。がしかし、一本目の戦のような抜歯を経験し、その痛さも知っているだけに恐怖感は以前の比ではなかったです… これで予定をしていた右側上下の親知らず抜歯が終わったわけですが、左側上下も抜いたほうがバランスがいいのでは?と思ってしまいます。虫歯になっていないので抜く必要はないのでしょうが、口内アシンメトリーは少々気になるところです。とはいえ、もう抜歯はこりごりですが…
それにしても親知らずによる腫れや痛みは、なぜ2、3日後がピークなのでしょうか。
30歳を越えると筋肉痛は2、3日後にやってくるよね、という話みたい。
一本目に比べほっぺの腫れはさほどではないものの、今日は歯痛と重だるい頭痛に襲われていたのですが、臨書は随分とはかどりました。好きなことに集中すると、痛みはどこかに飛んでいくようです。

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2011年10月19日(水)

徐三庚模刻

[diary]

    3cm×3cm
書における臨書のように、篆刻にも模刻があります。先人の遺した高度な技法を学ぶための大事な学びです。精密に物を見ることができるようになるのと、鑑賞眼が向上します。(するようです。)
印面に文字を書き入れる布字(ふじ)という工程には特にじっくりと時間をかけ、彫る際も細かい欠けも原印に忠実に表現します。
徐三庚(1826~1890)刻「柚中有東海」の模刻です。クセの強い作品ですが、余白の使い方が絶妙で大変勉強になりました。
昨日親知らずを抜きました。上下二本を抜く予定でしたが一本に1時間30分もかかり、かなり体力を奪われたのと、17時の診察終了時間も越えていたためもう一本は改めてということに。予想以上に根深かったようで、先生二人がかりで激しく顔を押さえられながら何度も何度も引っ張られ、そのうち意識が朦朧としてきたのだけど、なぜか脳内では幼い頃に読んだ「おおきなかぶ」がフラッシュバック…動物が助けに来てくれないかな… 
どうにかこうにか抜いていただいたのですが、身体はフラフラ。
今日明日が腫れのピークと言われた通り、頬っぺがかなりぼっちゃりとしてきました。やはり女子なので、こんなんじゃ外に出られない!と何度も鏡の前を行ったり来たり。しかしこのぼっちゃり具合、ツンツンと指で触るとなかなかかわいい(頬っぺが)。 激しく押さえられた逆側の頬っぺも少々腫れ気味ゆえ、茄子のような、または少年アシベのような輪郭になっています。 

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2011年10月10日(月)

呉昌碩展

[diary]

所用で東京・静岡へ。
真っ先に向ったのは、呉昌碩展が開かれている根岸にある書道博物館。
清時代の最後の文人といわれた呉昌碩の篆書・篆刻がたまらなく好きで、作品集を見ながら臨書や模刻をしているのだけど、やはり実物には言葉を失ってしまう。圧巻です。同時開催の東京国立博物館では呉昌碩の般若心経に出会えた。どんな呼吸の仕方をしたらあのような作品が生み出せるのかな…。兎に角ひとつでも多く古典の臨書しかないと思ったら、早く金沢に帰りたくなった。
麻布十番の「さる山」さんへ。さる山さんとKiKUの竹俣氏が制作したカトラリーを見に行ったのだけど、これがまたすばらしくて。日本人の手、口、料理、器など、日本人の身体と文化にぴったり合ったサイズとデザイン。食事からデザートまでいけそうです。使うことをいちばんに考えた美しいデザイン。
今回は母と二人での行動だったので、ちょっとした小旅行気分。新宿の伊勢丹でわーわー言いながらショッピングしたのが非常に楽しかった。女同士はいいもんです。
次の日は静岡へ。
霞富士でしたが、それもまた美しい。

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2011年10月3日(月)

六道輪廻

[diary]


                                                    74×250
六道輪廻
  この世に生きるすべてのものは六道【地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道】の六つの
  世界に生まれ変わりを繰り返すという仏教思想。
この世に生きている瞬間にあてはまることかもしれない、というご住職の言葉が印象的でした。
oterartに出品し、廣誓寺の坐禅堂に展示した篆書作品です。大きい作品なので、大きい画像で。
篆書で「廻」は存在しませんが、「回」と同義の字とされています。
集中して制作していた時のピンと張った空気とその時の気持ちを思い出して、前に立つと緊張してしまいました。
あらわ。何にも隠せません。
2本の親知らずを抜く決心をしました。痛みに耐えられるか心配です。

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