ikeda asako

diary

2020年9月25日(金)

秋夕の花

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秋夕(チュソク)と呼ばれる旧暦のお盆。今年は10月1日です。日本のお中元やお歳暮と同じように、韓国にも贈り物をする習慣があり、今日は書道教室の生徒さんにお花をいただきました。

隙あらば骨董を買ってしまう性分、活ける技術はなしですが、花器に使えるようなあれやこれやは出番を待つように待機中。店に飾る用に活けてみました。

まずは新羅の小壷にはクレマチスを。

二十歳ぐらいの時に銀座たくみさんで購入した錫のミルクピッチャーには신뉴스커스(ハスカスの新種)を。

新羅土器には、설유화(雪柳)、펜타스(ペンタス)、백야(日本名はわからず)などを入れて楽しみました。

花をささっと活けるのが上手な母にLINEをして見てもらったところ、「最高です~」との返信。軽い。ほんとうだろうか。そう言われてもSNSにアップをする勇気などないので、こうして人目につかないブログに書く…。

残りの植物も家で同じように活けました。

目まぐるしく過ぎていく日々の中で、植物であったり、その土地の風習などに触れることで、立ち止まって呼吸を調えられる気がします。来月の展示のことで身体も脳もパンパンだったので、一息つくことができました。

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