ikeda asako

diary

2019年11月15日(金)

倶会一処

diary

大好きな音楽家・ニカさんこと二階堂和美さんのご実家は浄土真宗本願寺派のお寺で、ご本人も僧侶である。この度、同じく音楽家である旦那さま・ガンジーさんの継職法要に際し、合葬墓を建立されるということで墓石書体のご依頼をいただきました。

お二人とは雨乃日珈琲店の5周年(2015年)にソウルにお呼びして、お店で記念ライブをしていただいたことがきっかけで、その後交流が続いている。

ご自宅のリビングには私の個展のチラシを貼ってくださっているとのことで(嬉泣)、いつも見ていて馴染みがあるし、繋がりのある人にお願いできれば嬉しいと、この度のお声を掛けてくれました。

ガンジーさんの節目に際してと思うとそれだけで緊張が走り、さらにお墓の文字はきっと間違いなく、自分がこの世からいなくなった後も存在し、後世の人々が目にするものとなる。墓石の揮毫は初めてではないけれど身の引き締まる思いの制作でした。

上記の完成写真がニカさんから送られてきたのは先月の中旬。そして今月の金沢帰省時にたまたまもっきりやさんでライブがあるというグッドタイミング!ライブを堪能後(毎度ニカさんの表現に号泣)、ニカさんに原本をお渡ししたら、無言の、長くて強いハグで返してくれた。周りの大切な方が喜んでくれることが私の制作の原動力、表現の根本にあるものなんだと思う。

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