ikeda asako

diary

2015年1月3日(土)

乙未正月

diary

明けましておめでとうございます。
12月は二週間ほど金沢へ。自動車免許の更新や買い出しをする中、酒ラベルのご依頼が続き実家にこもって筆を走らせ、集中力が切れると久々のテレビをぼやっと観たり。個展の打ち合わせのため、日帰りで京都も行ってきました。
用事を済ませる為の一時帰国は、あっという間に時間が過ぎてしまう…。
ソウルに戻りいつも行く美容院へ。元々短いスタイルだけどもう少しマッシュスタイルにしたくて、「前下がりボブで、後ろは短く。刈り上げてもいいです。」と伝えなければいけなかったのに、「今より短く。後ろは刈り上げてもいいです。」と略し過ぎたため、気づいたらモンチッチのようなスタイルになってしまいました。 伸びるのを待とう。
 
 
おせち材料の買出しは京東市場。ポンチャックサウンドが響き渡っています。
ソウルで迎える三度目のお正月は、去年よりも気合を入れておせちの準備。日本から大切に抱えて持ってきた、春慶塗りの丸重箱の蓋が道中で割れてしまった悲しみを乗り越え、お煮しめ、紅白なます、錦卵、田作り、栗きんとん、黒豆、海老の具足煮、鶏の焼き物、酢蓮根、叩きごぼうなどをこしらえました。食べるタイミングでたまたまやって来た韓国人の友人たちに声をかけ、ミニ新年会。皆おせちとお雑煮を大変喜んでくれて、時間をかけて作ってよかったなぁ…としみじみ。
2日は、韓国でいちばん好きな場所、長漢坪骨董商街へ行き、仲良しの骨董屋のおじいちゃんに新年のご挨拶。でも本当の目的は、雨乃日珈琲店での個展を観ていただくために拉致(!)をしに来たのでした。
「ぜひ作品を観てほしいのですが、今から一緒にお店に行きませんか」と伝えると二つ返事でOK!早速二人でタクシーに乗ってお店に向かいました。書家でもあるおじいちゃんに作品を批評してもらえるなんて、それだけでありがたいのだけど、今回の展示で一際思い入れのある作品について、「よく書かけている。こんな風に自由に生きれるといいですね。」と言ってくれて、胸が熱くなったのでした。2015年、嬉しい始まりです。
書初めは王羲之・十七帖。
 
富山・林ショップからお嫁入りの羊。
 

コメント

  1. 後藤宇企子 | 2015/01/07(水) 03:51:03

    愛しの亜沙子さま
    素敵なお正月お迎えでよかったですねえ
    (お重の蓋は厄払いだったのかな・・またくっつくねきっと)
    今度お合いできるの楽しみにしています
    元気で良き年にしましょう!乾杯!

  2. 亜沙子 | 2015/01/07(水) 12:37:46

    愛しの宇企さま
    先だってはありがとうございました。
    はい、これからの一年に乾杯ですね!どうぞまた仲良くしてくださいね~◎ 

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